見附島について
軍艦島って呼ばれてる!
日本海にポッカリ浮かぶ巨大奇岩の島「見附島」は
上空から見るとまるで巨大な船の様。
海岸から渡り石を伝い見上げると軍艦のように見えることから
別名:軍艦島とも呼ばれ石川県・能登半島のシンボル的存在なのです。
資料によると高さ約28m周囲約400mと記されていますが
残念なことに風化による影響などで、だんだん小さくなっている様。
珠洲市の特産品コンロなどの材料
ほら、焼肉屋さんでたまに見かける七輪やBBQ用のコンロ
珪藻土で出来ていて火に強いやつ!
そんな珪藻泥岩(けいそうでいがん)から出来てるんだって。
いちばん古い文献に島が出てくるのは
『能登名跡志』安永六年(1777年)
「またこの川の湊(みなと)の州崎(すざき)を月崎(つきざき)といえり。
風景たぐひなき地なり。」
また見附島といいて大きなる島あり。弁財天(べんざいてん)の社(やしろ)あり。
三月十八日祭礼なり。
昔、大同年中(806~810年)弘法大師御帰朝(ごきちょう)のとき、船中へ
何(いず)くともなく法華経読誦(ほけきょうどくじゅ)の声聞ゆ。
声にしたがひこぎよせ給へば、今のみづき島つきぬ。
実は舟の着島(つくしま)といふこと成(なる)べし。
と書かれているそうな!
この文献で弘法大師が見つけたから見附島という謂れが今でも伝わっているんだね。
全く意識してなかったけど娘に「みづき」って名前にしてた!
「満月」って書くんだけど
七夕に帰ってきたら言ってやろ。